碓田紗由里の健康コラム

顔周り・上半身太り解消法!食べ物によって太る箇所が変わる

碓田 紗由里 2021年4月6日

顔がパツンパツン。肩や腕がムッチリ。食事制限や運動をしても変わらない・・・とお悩みの方。もしかするとホルモンバランスが崩れているかもしれません。

 

こんにちは!「産後骨盤リセットダイエット」の著者の碓田紗由里です。

先日参加してきた栄養学セミナーで、これはカイロプラクティックがお役に立てるかも!と思ったので、そのお話をシェアしますね。

 

こちらの写真↓左右は同一人物です。ホルモンバランスを整えることでダイエットに成功した女性の写真です。

写真はネットからお借りしました。

写真はクッシング病という副腎の病気になった方の例です。この病気になれば病院で治療の必要がありますが、現代人はストレス過多によりホルモンバランスが崩れ、クッシング病に似た症状が出る方がいます。

 

「これって、25歳頃の私じゃん!!」

と、この話しを栄養学セミナーで聞いた時、衝撃を受けました。

体重はそんなに増えたわけではなかったのですが、顔、肩周り、腕がパツンパツンでした。まさに写真の通りのまん丸な顔でした。

当時の私は、仕事を3つ掛け持ち。朝5時に家を出て、夜中0時に帰宅という生活でした。食事も適当。冷凍食品かコンビニがほとんどでした。今振り返れば、体調崩して当たり前だなという生活でした。

ダイエットの秘訣!体のお薬工場、副腎

さて、ここでポイントとなるのが副腎です。副腎は腎臓の上についている臓器です。副腎は、主にストレスに対応するため、コルチゾールというホルモン(血液に分泌される物質)を出します。コルチゾールは、体の炎症を抑えたり、免疫力、血糖値など生命維持に必要不可欠なホルモンです。

ステロイドという薬を聞いたことがあるでしょうか?

アレルギーやアトピーなどの時に処方される薬です。副腎ホルモン・コルチゾールはまさに天然ステロイド。体に炎症が起こると炎症を抑えてくれるのですが、お薬のステロイドと同様に、慢性的に分泌され過ぎると効かなくなってくるのです。つまり炎症が治まらないので、痛みが取れない、免疫システムが乱れて花粉症、アトピー、喘息、食物アレルギーを起こしやすくなります。

副腎ホルモンの乱れで起こる特徴が最初に挙げた女性の写真のような首、顔、上半身のむくみです。

横から見ると首の付け根がボコッと盛り上がっています。

 

なぜ副腎ホルモンが乱れるの?

一言でいうとストレス過多です。アルコールやカフェイン、砂糖の摂りすぎ。許容量を超えた仕事、人間関係。夜更かし、タンパク質不足など。要は生活習慣の乱れです。

 

以下は初期の症状です。当てはまるのが多い方は要注意です。

 

□コーヒーやカフェイン飲料で奮い立たせようとする

□甘いものを欲する

□夜になると元気が出る

□夜中に目が覚めると、その後寝付けない

など

上半身太り解消のための副腎ホルモン改善方法

その方にとってのストレスを取り除くことです。仕事や人間関係の場合は、なかなか取り除くのは難しいかもしれません。できそうなものから生活習慣を変えていきましょう。

 

◆カフェイン・アルコールを控える

◆砂糖、乳製品、小麦を避ける

◆タンパク質を毎食食べるようにする

◆パンやパスタ、米を控える

◆寝る時は、真っ暗にして寝る   など

カイロプラクティックとの関係

副腎が乱れている方で、カイロプラクティックを受けると楽になるのは、炎症を抑える効果のある迷走神経に働きかけることができるからです。

特に首の調整により効果があります。

碓田 紗由里

まとめ

ちなみにケネディ大統領は、アジソン病という副腎ホルモンが出ないという病気だったそうです。それは、戦争に出兵した時のストレスが原因だったそうです。

ストレスというのは人の体に良くも悪くも影響をします。ストレス過多の時代ですが、背骨と姿勢のストレスを取り除くだけでもずいぶん楽になると思います。みなさまが元気な毎日を過ごせるようこれからも応援しています!?

 

産後や働く女性の無料ライン相談受付中。碓田紗由里がお答えします。

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