碓田紗由里の健康コラム

リラキシンは産後いつまで出る?体に影響ある?

碓田 紗由里 2020年8月17日

産後、開いた骨盤をなんとかしたい!!産後のこの体型は元に戻るのだろうか?早く妊娠前の体重、体型に戻したい!体の不調をなんとかしたい!というのは産後のママに共通の悩みです。

産後の骨盤に関係するホルモン、リラキシンについてご質問をいただきました。

「産後のリラキシンは、2~3日でなくなるとか、半年って書いてあるサイトもあるけどどれが本当ですか?」

産後の開いた骨盤とリラキシン

フリー素材ぱくたそ

リラキシンって何?

リラキシンは主に卵巣から分泌される女性ホルモンの1つで、生理前と妊娠期間中に分泌量が増えるのが特徴です。

 

骨盤は分娩時にいきなり広がるわけではありません。

妊娠直後から少しずつ広がっていきます。この骨盤の変化に大きく影響しているのがリラキシンというホルモンです。

 

妊娠してリラキシンが分泌されると、骨盤を支える関節が緩み始めます。

すると、お尻の後ろにある仙骨はせり上がり、骨盤の下が開いていき、左右の坐骨間も大きく広がります。軟骨によってしっかり接合されている恥骨結合も、出産の時ばかりは柔らかくなり、もともと2~3ミリの幅のものが、1センチまで広がるのです。

 

このリラキシンがあるから、頭の直径8~10㎝もある赤ちゃんが産道を通って生まれてくることができるのです。

リラキシンはいつまで続く

私、碓田紗由里が学校で教わったり、医学書を読んだ上でですが、産後2~3日で分泌が止まると認識しています。もちろん個人差はあると思うのですが、半年は長すぎのような気がしましたので、医師である友人に確認しました

 

友人医師によると、個人差はあるので、明確に何日と言えるものではないとのこと。

医師の中でも、やはり2~3日で止まる方が多いという認識のようです

 

ただ、その時の状況によって差があるので、1~2か月続く方もいれば、もしかしたら6か月くらい続く方もいるかもしれないとのこと。

 

産後のリラキシンについてのエビデンスはありません。

ただ、リラキシンが半年も続いてしまうと、骨盤は不安定なまま育児をすることになるし、子宮脱になる恐れもあるので、日常生活に差し障りが出てしまうのではないかとのことです。それは困りますね。

骨盤が不安定だとどうなるの?

骨盤は体の土台です。その骨盤が広がり不安定なままだと、姿勢(背骨)のバランスが崩れます。バランスが崩れると体重を均等に分散できなくなります。1部の筋肉や靭帯に負荷が集中してしまい、痛みや不調の原因になってしまうのです。

例えば、腰が痛い、股関節がぐらぐらする、膝が痛む、肩や背中の痛みはよくある悩みです。

 

また、リラキシンは骨盤だけでなく全身に作用するため、妊娠初期から腰痛や脚の付け根の痛み、手首の痛みを訴える人も多くいます。

産後は妊娠前よりきれいになる人生最大のチャンス!

ただ、このリラキシンが作用している産後1か月というのは、過去の問題点を解決するための人生最大のチャンスでもあります!

なんせ骨盤の関節が柔らかいので、この時ばかりは施術でも通常より骨盤の調整がしやすく、さらにおむつ替えや抱っこ、授乳姿勢などの姿勢習慣にも気を付ければ、妊娠前よりきれいな体になることができます。

逆に歪みやすい時期でもあるので、ぜひ骨盤ケアと日常生活では姿勢習慣に気を付けてキレイな体を手に入れてくださいね。

 

まとめ

リラキシンは、妊娠中から分泌され、出産には欠かせないホルモンです。

出産後2~3日で分泌は止まりますが、産後1か月は作用するため、無理は禁物です。ゆっくりと養生してください。

そんな中でもなるべく早めに骨盤ケアをしておくことで、産後の体型戻しや体調の良し悪しにつながります。

産後は、妊娠前よりきれいな体を手に入れて、元気で素晴らしい育児生活を送ってくださいね。

 

産後の骨盤ケアについてはこちらのページも参考になります

▶産後っていつまで
 
 
 
 
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