悲しい妊娠線の話し。3人出産経験談。妊娠線を予防してたのに!ということにならないための見落とされがちなポイント
碓田 紗由里 2023年4月17日
妊娠中や産後に気になる妊娠線。妊娠線はできてしまうと完全に治すことが難しいので早めに対策をしておきたいところです。クリームを塗るという対策はやっている方が多いので、このコラムでは、私、『産後骨盤リセットダイエット』の著者碓田紗由里の妊娠線体験談と妊娠線を予防するのに見落とされがちなポイントについてご説明します。
私は1人目の時は大丈夫でしたが、2人目3人目の時にガッツリできてしまいました。もう美容クリニックへ行こうかとも悩む今日この頃。もっと早く知っていたら・・・予防できたかも?と私の反省点も踏まえて予防法について紹介します。悲しむママさんが少しでも減ることを願ってます。
私のとほほな妊娠線事情
まだまだ余裕な1人目
1人目の時はほとんどできませんでした。予防に塗った方がいいとは聞いていましたが、仕事が忙しく(言い訳ですが)クリームなんて塗ってませんでした。臨月で少しできたかな?くらいでした。
2人目の妊娠線。数本の稲妻ライン
2人目妊娠した初期の頃、「経産婦と思えないくらいきれいなお腹ね。」と助産師さんに言われてすっかり油断していました。
ところが、臨月、思った以上に大きく育ちのいい赤ちゃん。臨月入った時点で推定3000gは超えていたのでいつ生まれても良いと医師からは言われていましたが、なかなか出てきません。
どんどんお腹が大きくなっていき、はちきれんばかりに。メキメキピキピキお腹の皮膚が裂けていくのが分かりました(泣)それでもなかなか生まれてきません。。。結局41週目に3600gで生まれました。
裂けていくお腹の皮膚がさすがにかゆくてクリームを塗った記憶があります。臨月で数本の稲妻ラインの妊娠線ができました。
3人目の妊娠線。妊娠中はまるでスイカ?産後は梅干しに
伸びきったお腹の筋肉のためか、2人目出産時に子宮にダメージを負ったためか(子宮内反で緊急搬送されました)、妊娠初期からお腹の出が早かったです。「双子ですか?」と聞かれることもたびたびです。
臨月は、まるでスイカ!を抱えてるかのようなお腹。エイリアンがお腹を突き破って生まれてくるのではないかというくらい苦しかったです。まるでスイカのようなお腹は、2人目妊娠中以上に皮膚がメリメリと裂けてかゆいです。
そんなお腹なので3人目妊娠でスイカの黒ラインの妊娠線がガッツリでき、産後はそのまましぼんで、梅干しのようなお腹になりました(泣)
産後3年経った今でも薄くはなりましたが残っています。
予防のために。妊娠中はとにかくたんぱく質を!
妊娠したお腹はよく風船に例えられます。
1度目膨らます時はまだ弾力があるけど、回数を重ねて膨らませるごとに、弾力がなくなり厚みも薄くなっていきますよね。
妊娠したお腹も同じような感じで、やはり伸びていきます。だから妊娠回数を重ねるごとにお腹の出も早くなるし、その分妊娠線もできやすくなります。
私、身をもって実感しました。たしかに回数を重ねるごとにお腹の出は早いし、ついでに子宮が戻る時の痛みは増します。
「でも私、一人目からガッツリ妊娠線できました!」という声も聞きます。
赤ちゃんの大きさや出産年齢などにもよると思いますが、見落とされがちな原因の一つにタンパク質不足があげられます。
本来であれば、赤ちゃんがお腹の中で大きくなっていくのに合わせてお母さんのお腹の大きさも作り変えられていきます。その時に皮膚や筋肉の材料が足りず、細胞の作り替えに間に合わないと皮膚が裂けてしまうと栄養学の観点からは考えられています。
タンパク質不足の他のサインとしては、冷え性、妊娠後期にむくみがひどかったなどもあります。
たんぱく質不足な日本人女性
私自身は、2人目と3人目はとにかく肉が食べたくなりました。それは、体がタンパク質を欲していたからだなと今は思います。もともと体は丈夫な方で、運動もする方。肉も魚もそれなりに食べてましたが、それでもまだタンパク質が足りてなかった!と産後しばらく経ってからの血液検査で判明しました。
それだけ一つの命を作り出すにはエネルギーが必要ということなんだと感じます。
特に妊娠していなくても、日本の働く女性の8割がたんぱく質不足に陥っていると言われています*。妊娠したら赤ちゃんに栄養あげますから、もともとお母さんの体に栄養の蓄えがなかったらなおさら少なくなりますね。妊娠中はもちろん、できれば妊娠前からタンパク質は意識して食べるといいです。
まとめ
ちなみに産後の回復のためにもたんぱく質は大切です。
私のところには産後ダイエット目的で来る方も多く、その多くのママさんがカロリー制限でなんとかしようとしています。今は自分の反省点も踏まえて、ママさん達には痩せたければたんぱく質を摂って!とお伝えしています。(理由はまた別の機会に)
元気な子を産むためにも!自分の健康と美容のためにも!ぜひたんぱく質を意識して食べてみてください。
産後や働く女性の無料ライン相談受付中。碓田紗由里がお答えします。
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