【背中(肩甲骨の間)の痛み】・原因の改善方法|胸椎の機能を整えて“呼吸する背中”へ
2025年12月2日

■ 症状の解説(一般論)
肩甲骨の間の痛みは、医学的には**肩甲間部痛(inter-scapular pain)と呼ばれ、
・胸椎(背骨)の可動性低下
・肩甲骨周囲筋(菱形筋、僧帽筋中部)の筋緊張
・自律神経のアンバランス
が関係していることが多い症状です。
デスクワークやスマートフォン操作の長時間化により、背中の筋肉が常に引き伸ばされる状態が続くと、筋膜が硬くなり血流が低下します。結果として、痛み・張り感・呼吸の浅さ・集中力の低下など、さまざまな不調を引き起こします。
■ 発症のきっかけと経過
多くの場合、きっかけは「姿勢の崩れ」です。
長時間のデスクワークや運転で猫背姿勢が続くと、胸椎(全部で12個あるうちの背中の部分の背骨のうち、特に4〜8番目)の可動性が失われ、背中の中央部が「固まったような痛み」を感じやすくなります。
また、ストレスによる自律神経の緊張でも、背中の筋肉(特に僧帽筋中部・菱形筋)が収縮しやすくなり、同様の不快感が出ます。
■ カイロプラクティックのアプローチ
カイロプラクティックでは、背中の痛みを「筋肉のコリ」としてだけでなく、胸椎の問題(サブラクセーション)として捉えます。
施術では、
・胸椎4〜8番の可動性回復(アジャストメント)
・肩甲骨の可動域を広げるモビライゼーション
・深い呼吸を促す胸郭調整
・胸椎〜頚椎の神経連絡(特に交感神経節)を整える
などを行い、神経・筋肉・骨格の3方向から根本的な改善を目指します。
喩えでいうと…
背骨を整えることは、詰まったパイプの中に新しい空気と水を流すようなもの。
動きが戻ると、血流も神経も呼吸もスムーズに流れ始めます。
■ 改善の道のり
多くの患者さんは、
・1〜2週目で「重だるさが軽くなった」
・3〜4週目で「姿勢が起きやすくなった」
・6週目頃には「呼吸が深くなり、背中の痛みを意識しなくなった」
その後は月1回のメンテナンスで再発防止を図り、安定した状態を維持していきます。
■ Q&A
Q1:背中の痛みは内臓の病気ではないの?
A:もちろん可能性はあります。持続的な痛みやしびれがある場合は医療機関での検査が必要です。
ただし、レントゲンや内科検査で異常がないケースでは、胸椎や筋膜の機能低下が原因となっているケースが多くみられます。
Q2:マッサージとカイロプラクティックは何が違うの?
A:マッサージは筋肉をほぐす目的です。一方カイロプラクティックは「動かなくなった関節を動かす」ことに焦点を当て施術を行います。関節が動くようになることで、筋肉が伸び縮みしやすくなり、結果的に凝りにくい体につながります。
Q3:再発を防ぐには?
A:背骨の可動性を保つことが大切です。姿勢改善(これ以上悪化させない)・ストレッチ(蓄積した疲労を帳消しにする)を生活に取り入れ、メンテナンスをするのがおすすめです。
■ 共感できるテーマ:「“呼吸が浅い”という不調のサイン」
背中が固まると、自然と呼吸も浅くなります。
それはまるで、きつく締めたベルトで胸を押さえつけられているような状態。
カイロプラクティックで背骨が動き出すと、自然と深い呼吸ができるようになり、心まで軽くなる方が多いです。
“背中の解放”は、“心の解放”にもつながります。
■ メッセージ
肩甲骨の間の痛みや重だるさは、放っておくと慢性的な猫背や呼吸の浅さにつながり、基礎代謝や集中力の低下、睡眠の質にも影響します。
背骨の調子が良くなることで、再び呼吸が深くなり、軽やかな背中を取り戻せます。
「長時間座っていると背中が痛い」「呼吸が浅い」「肩甲骨の内側が重い」――
そんな方こそ、ぜひ一度カイロプラクティックで“背中を解放”してみてください。
ご相談ください
・原因が分からない不調が続いている
・どこに行っても良くならない
という方は、一度ご相談ください。
当院では、最初にしっかり原因を調べて
分かりやすくご説明します。
