【突発性めまい】の原因は首にあった?耳鼻科で異常なしと言われた方の改善症例
2025年9月8日

突発性めまいとは?
医学的には「特発性めまい」と呼ばれ、耳石器障害・前庭神経障害・自律神経系の不均衡などが疑われることもあります。しかし、耳鼻科での精密検査(ビデオ眼振検査、温度刺激検査、MRI)では「異常なし」と診断されるケースが少なくありません。
つまり、“病院で異常がないと言われたのに、めまいに苦しむ”――この状況が多くの患者さんを悩ませています。
ここで注目すべきは、頚椎(けいつい)「首の背骨」の機能障害です。頚椎のわずかな歪みは、椎骨動脈を介した血流や、頚部交感神経叢(けいぶこうかんしんけいそう)を介する自律神経機能に影響を与えることが知られています。
喩えでいうと…
首は体にとって「電柱のような役割」をしています。電柱が少し傾くと、電線がたわんで電気が不安定になるように、首が歪むと神経や血流が乱れ、めまいという“電気の瞬断”が起こるのです。
■ 症例紹介
発症のきっかけと経過
症例:64歳女性(主婦)
来院理由:2週間前から突発性めまいが発生
既往歴:39歳時に初回発症。その後3回のめまい経験
専門医の診断:耳鼻科での精密検査はすべて「異常なし」
自覚症状:首を右に回すとめまい、慢性的な首こり・肩こり
診察所見:頚椎の歪みを確認
■ カイロプラクティックでの施術内容
行ったのは、カイロプラクティック・アジャストメント(頚椎の矯正)です。
これは単なる「骨を鳴らす」ものではなく、関節の可動性を回復させ、神経機能を最適化する科学的アプローチです。
首の関節が正しく動けば、周囲の筋緊張が和らぎ、血流・自律神経バランスも整い、めまい改善につながります。
喩えでいうと…
固くなった蝶番(ちょうつがい)のドアはギシギシ音を立てて動きますが、油を差せばスムーズに開閉しますよね。
頚椎アジャストメントは、その「油差し」にあたるものです。
■ 改善の経過
初診から2週間:1日おきの調整でめまい改善を実感
3~6週間:週2回の調整でほぼ消失。ただし「再発への恐怖心」は残存
その後1か月:週1回の調整で、症状も恐怖心もほぼ解消
現在:初診から5年経過、月1回のメンテナンスを継続 → 一度も再発なし
よくある質問(FAQ)
Q1:耳鼻科で異常がなくても施術できるの?
A:はい。頚椎の微細な機能障害が原因となるケースがあります。これは「機能的異常」であり、画像検査では映りません。
Q2:施術後に再発することはありますか?
A:再発防止には「定期的なメンテナンス」が効果的です。本症例でも、月1回のケアで5年以上再発なしです。
Q3:首こり・肩こりがなくても効果はありますか?
A:あります。自覚症状が軽くても、頚椎の歪みはめまいに関与することがあるため、改善が期待できます。
■ メッセージ
突発性めまいは、「異常なし」と言われても日常を揺さぶる症状です。
しかし、首の歪みを整えることで、揺れる船からしっかりとした大地へ降り立つように、安定した生活を取り戻すことができます。
「また起きるのでは」という恐怖心も、体が安定することで少しずつ解消されます。
私たちは、患者さん一人ひとりの不安に寄り添い、身体だけでなく心まで支える施術を大切にしています。
