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2024年7月『ストレスが多いとなぜ痩せないの?』

2024年7月10日

ストレスが多いとなぜ痩せないの?

食生活に気を付けてるし、運動もしている、なのになぜか痩せないという悩みを聞くことがあります。人はストレスホルモンの影響で忙しすぎたり、大きなストレスを抱えていると痩せにくいのです。

 

【ストレスが多いと・・・】

ストレスというと、多くの方は精神的ストレスを思い浮かべると思います。
ストレスは、人間関係などの精神的ストレス、長時間のデスクワークや姿勢の崩れなどの肉体的ストレス、加工食品や薬などの栄養的/ケミカル的ストレスがあります。

何かしらのストレスがかかると、体は危険を察知して、コルチゾールというストレスホルモンを出して、ストレスに対応しようとします。(コルチゾールは、副腎から血液中に分泌され、交感神経を刺激し、体を緊張状態にする化学物質です。)

ストレスを感じるということは、極端な話、ライオンに襲われそうな状態と体はとらえます。

そのため、いつでも逃げられるように、体を緊張状態(交感神経優位)にします。

 

ライオンから逃げるために、すぐに使えるエネルギーを確保する必要があります。【糖】は1番手っ取り早く使えるエネルギー源のため、血糖値を上げ、糖をすぐに必要な所に送れるようにします。

脂肪をエネルギーとして使うためには、糖より手間がかかります。ストレスがかかり、糖をエネルギー源としている間は、脂肪が燃焼できなくなるのです。

 

【ストレスは】

しかし、ストレスを感じている時、実際に何か食べた状態でないので、どこかからエネルギー源を持ってこなくてはいけません。
そのエネルギー源として、肌、爪、筋肉、関節、髪など体にあるタンパク質を切り刻んで、糖に変えます。
ストレス状態が長く続くと、痩せるどころか、筋肉が減り、肌荒れ、抜け毛、関節も傷みやすくなります。筋肉が減ると基礎代謝も落ちてしまうので、さらに痩せにくい体質へと悪循環に陥ってしまいます。関節痛、筋肉痛の原因にもなります。

 

【コルチゾールが出すぎた結果】

ストレスホルモンであるコルチゾールが出すぎた結果、太ってしまう人にはある特徴があります。
顔が丸くなり、首の後ろがプニプニしている、下っ腹が垂れ下がるような太り方をします。

例えば、仕事に子育てにと、あきらかに忙しすぎる人は、リラックスする時間を作ることはとても大切です。

また、大声で歌う、うがいする、泣く(何か感動する映画を観る)、笑う、カモミールティーを飲む、踏み台昇降のような少し心拍数が上がる運動をするなどは、ストレスを和らげる副交感神経のスイッチを入れることができるのでお勧めです。

文:碓田紗由里

 

【碓田紗由里より】

今回はストレスとコルチゾール、血糖値の観点から痩せない理由についてご紹介しました。

この他にもストレスで甲状腺が影響を受けると痩せない原因となります。甲状腺は、喉元にあるエネルギーを作り出す臓器ですが、エネルギーの元となるホルモンがストレス(コルチゾール)によって、うまくエネルギーに変換されなくなるのです。この状態に陥っている人も多くみられます。

健康的に痩せるためには脂肪の燃焼が不可欠です。脂肪を燃焼させるためには、睡眠をしっかりとる事、お通じが整っている事。日中眠気がなく疲れを感じず元気であることです。

あきらかにストレスの原因が分かっている場合は、それを取り除けるなら取り除く、難しいようなら体を整えることでストレスに対する許容量が増えるので、体の健康面からアプローチするのも一つ手です。

 

虎ノ門カイロ物語79
「姿勢と健康」の講師への道のり

◆前号までのあらすじ
米国パーマーカイロ大学卒業まで残り1学期(4か月)となった2000年11月。大学のあるアイオワ州から、カリフォルニア・サンフランシスコにほど近い岡井先生のカイロプラクティックのクリニックで、インターンをすることになった。

僕をインターンとして迎えてくれた岡井先生はサンフランシスコエリアでよく知らていた。その理由が、岡井先生はカイロプラクティックの啓蒙も兼ね、サンフランシスコエリアの日本人向け月刊誌に毎月カイロプラクティックについての記事を書いたり、日本人学校のスポーツイベントなどではボランティアとして活躍していた。

シリコンバレーが近いこともあり、日本人駐在員やその家族など、患者さんの9割が日本人だった。

僕の役割は、患者さんの背骨の関節の動きを良くするためにマッサージをしたり、低周波治療器を装着することだった。最後のアジャスト(背骨の調整)は岡井先生がやるので、それまでの準備を整えるのが僕の仕事だった。

アイオワの大学付属のクリニックで学んだ事も多かったが、実際に開業している先生のもとで学べた事は、非常に大きかった。
次号に続く(碓田拓磨)