【気圧頭痛・天気痛】梅雨時期の頭痛と首こりが改善した症例|低気圧による不調と姿勢バランスの関係
2026年6月9日

「雨が降る前になると頭痛がする」
「低気圧の日は首こりや肩こりもひどくなる」
そんなお悩みはありませんか?
このような症状は一般的に「気圧頭痛」や「天気痛」と呼ばれることがあります。
低気圧による頭痛は気象の影響だけが原因と思われがちですが、首肩の緊張や姿勢のクセ、デスクワークによる身体への負担などが関係しているケースも少なくありません。
今回は、梅雨時期になると頭痛と首こりが悪化し、頭痛薬が手放せなかった25歳女性の症例をご紹介します。
この症例のポイント
- 25歳女性・会社員
- 中学生の頃から続く気圧頭痛と天気痛
- 梅雨時期や低気圧で頭痛と首こりが悪化
- 頭痛薬を週3回服用
- 姿勢バランスの改善と首肩の緊張緩和により症状が軽減
- 現在は頭痛薬が月1回程度まで減少
来院時の状態
患者さんは中学生の頃から、低気圧が近づくたびに頭痛が起こることに悩まれていました。
特に梅雨の時期や天候が崩れる前になると、
- 頭が重くなる
- 首こりが強くなる
- 目の奥がズキズキ痛む
- 集中力が低下する
といった症状が出ていたそうです。
初回来院時の主訴は首の痛みでした。
しかし詳しくお話を伺うと、
- 低気圧が近づくとほぼ毎回頭痛が起こる
- 平均して週3回は頭痛薬を服用している
- 天気予報を見るだけで不安になる
という状態でした。
デスクワーク中心の仕事で、スマートフォンを使用する時間も長く、首肩の緊張が慢性化している様子がありました。
検査で分かったこと

検査では、
- 頸椎周囲の筋緊張
- 首の可動域低下
- 胸椎の動きの低下
- 猫背傾向
- 頭部前方姿勢
- 骨盤と上半身のバランスの崩れ
が確認されました。
特に長時間のデスクワークによって頭が前方へ出る姿勢が続いており、首肩の筋肉に大きな負担がかかっていました。
つまり今回の原因は、単純に低気圧だけではなく、首肩の緊張、猫背姿勢、身体のバランスの崩れ、そして日常生活の負担が複合的に関係していた可能性があります。
結果として、自律神経にも負担がかかりやすく、気圧変化の影響を受けやすい状態になっていたと考えられました。
施術内容

患者さんは初回の段階で「首がポキッとなる施術」に不安を感じておられました。
そのため最初の5回程度は、
- 音のしないソフトな調整
- 頸椎・胸椎周囲の筋緊張の緩和
- 姿勢バランスの調整
- 首への負担を減らす姿勢指導
を中心に行いました。
施術に慣れてきた段階で、患者さんの了承を得たうえで通常のカイロプラクティック調整も実施しました。
また、
- モニター位置の調整
- スマートフォンを見る姿勢
- 首に負担をかけにくい座り方
- 再発予防のためのセルフケア
についてもアドバイスを行いました。
身体のバランスを整えるだけでなく、日常生活で負担を蓄積しにくい環境づくりも重視しました。
施術後の経過
2か月後
- 頭痛薬を飲む回数が週3回から週1回程度へ減少
3か月後
- 頭痛薬を飲まない期間が3週間続くようになった
現在
- 月に1回飲むか飲まないか程度
- 「頭痛が起きそう」と感じても以前ほど悪化しない
- 薬を飲むほどではない状態を維持
現在は月1回のメンテナンス施術を継続し、良好な状態を維持されています。
- 患者さんの感想
「ポキッと音はしましたが全然痛くなく、むしろスッキリしました。施術後は視界まで明るくなったような感じがして驚きました。以前より天気を気にしすぎなくなり、仕事にも集中しやすくなりました。」
気圧頭痛になる原因

低気圧による頭痛は、気圧の変化そのものだけが原因とは限りません。
首や肩の筋肉が緊張した状態が続くと、身体がストレスに敏感になりやすく、自律神経のバランスにも影響することがあります。
また、猫背や長時間のデスクワークによって首が前に出る姿勢になると、首肩の緊張が慢性化しやすくなります。
その結果として、気圧変化の影響を受けやすい身体の状態になる場合があります。
もちろん症状の原因は一人ひとり異なりますが、気象条件だけでなく姿勢や身体のバランスを見直すことも大切です。
同じような症状でお悩みの方へ
- 雨の前になると頭痛が出る
- 頭痛薬が手放せない
- 首こりや肩こりも気になる
- デスクワーク中に頭が重くなる
このようなお悩みがある方は、気圧の変化だけでなく、姿勢や身体の使い方が関係している可能性があります。
症状のある場所だけを見るのではなく、なぜそこに負担が集中しているのかを確認することが改善への第一歩になることもあります。
気圧頭痛セルフチェック|あなたはいくつ当てはまりますか?
□ 雨が降る前や台風が近づくと頭痛が起こる
□ 首こりや肩こりが慢性的にある
□ デスクワークが1日6時間以上ある
□ スマートフォンを見る時間が長い
□ 猫背や姿勢の悪さを指摘されたことがある
□ 頭痛薬を月に数回以上服用している
□ 目の疲れを感じやすい
□ 首を後ろへ反らすと動かしにくい
□ 睡眠をとっても疲れが抜けにくい
□ 天気予報を見ると「また頭痛が出そう」と感じる
チェック結果の目安
【0〜2個】
身体への負担は比較的少ない状態かもしれません。
【3〜5個】
首や肩、背中に負担が蓄積している可能性があります。
【6個以上】
首肩の緊張や身体のバランスの崩れが関係している可能性があります。
気圧頭痛についてよくある質問
Q. 気圧頭痛はなぜ起こるのですか?
気圧の変化による環境ストレスに加え、首肩の緊張や姿勢の影響が関係している場合があります。
Q. 天気痛と気圧頭痛は同じですか?
天気痛は天候変化による不調全般を指し、その中に気圧頭痛も含まれます。
Q. デスクワークは気圧頭痛に関係しますか?
長時間のデスクワークによる首肩の緊張や猫背姿勢が影響することがあります。
Q. 頭痛薬を減らしたい場合はどうしたらよいですか?
まずは姿勢や生活習慣、身体の状態を見直し、必要に応じて医療機関や専門家へ相談することをおすすめします。
まとめ
今回の症例では、低気圧による頭痛と首こりに対して、首だけでなく姿勢バランスや背骨の動き、日常生活の習慣にも着目して施術を行いました。
その結果、頭痛薬の使用頻度が大きく減少し、日常生活への影響も少なくなりました。
気圧による頭痛や首こりでお悩みの方は、一度身体全体のバランスを確認してみるのも一つの方法です。
最後に
虎ノ門カイロプラクティック院では、痛みのある部分だけではなく、姿勢・骨盤・背骨・生活習慣まで含めて身体全体を評価しています。
「なぜその症状が起きているのか」を一緒に確認しながら、再発予防も含めたサポートを行っています。