リモートワークで腰痛が増える理由と解消法
碓田 紗由里 2020年10月19日
リモートワークで腰痛になったという方が増えました。どうしてリモートワークで腰痛になるのかと腰痛解消法についてご紹介します。
その理由は、2つ。
まず、座り方の問題
次に、座る時間が長いこと
今後のためにも家での仕事環境も見直してみましょう。
【座り姿勢は1.8倍の負荷】
会社のように机とイスが仕事用ではないという人が多いため、どうしても姿勢が崩れがちになります。
正しい姿勢で立ったときの腰椎への負担を1とした場合、座ったときは1.4倍以上、デスクワーク等で前屈みになる場合は1.8倍以上もの負担が腰にかかっています。
1.8倍というと体重50kgの方で40kgの物を背負っているのと同じ状態です。前かがみの程度が大きくなればなるほどこの負担の数値は上がります。
【イスに座ったまま腰痛改善体操】
お尻の筋肉をストレッチすることが腰痛改善には効果的です。
①椅子に座り、右足首を左の太ももの上に乗せます。(右のお尻の筋肉が伸びます)
②背筋を伸ばしたまま、上半身を前に倒します。
*背中は真っすぐに*脚を乗せた状態でお尻に伸びている感じがあれば、無理に上体を倒さなくてもOKです。
③その状態のまま30秒伸ばします。
④反対側も同様に行います。
【座り姿勢の見直し】
ポイントは「骨盤を立てて座る」です。
①前かがみになったまま、お尻を背もたれまで下げる。
②そのまま上半身を起こす。
足がしっかり床につき、膝が90度で、
もも裏が圧迫されない。
背もたれが90度のものであれば、寄りかかることができます。
この状態で、キーボードや画面の高さを調整します。
床に座るという方は、正座かあぐら、長座を交互にしてみましょう。
【30分に1度は体をリセット】
どんなに姿勢よく座っていたとしても、長い時間いれば、腰回りの筋肉は硬くなり、血流も悪くなり、腰痛へと進行します。
仕事の能率を上げるためにも、健康のためにも、タイマーを使って30分に1度は体を動かし、体をリセットしましょう!
では、今日も素晴らしい一日をお過ごしください!!
碓田紗由里でした。
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