薬に注意!知って得する熱中症対策!
碓田 紗由里 2020年7月13日
こんにちは!碓田紗由里です。
今回は、知って得する熱中症対策!
熱中症が起きやすいのは、ズバリ初夏。
春から夏への季節の変わり目です。
マスクをしていると、熱中症のリスクが高まるというのはご存じの方も多いと思います。
【熱中症を予防する方法】
1.息苦しさを感じる時は、マスクから鼻を出しましょう。
厚生省からも注意喚起が出ています。
2.日傘をさす。
3.麦茶などの飲み物に、ひとつかみの塩を入れておく。(ミネラルの補給)
4.薬を飲んだ後は、暑い場所には要注意。
1~3番は、ご存知の方も多いかと思いますが、
4番が意外と知られていないかなと感じましたのでご紹介します。
【熱中症を誘発する薬】
意外と知られていない熱中症予防のポイントは薬です。
抗アレルギー薬や、風邪薬を飲んでいる場合は、熱中症になる可能性は高くなります。
特に、鼻水止め薬(抗アレルギー薬)には注意が必要です。
鼻水止めは、副交感神経をつかさどるアセチルコリンという神経伝達物質をブロックする働きがあります。
アセチルコリンをブロックすると、たしかに鼻水は止まります。
しかし、唾液や腸の動き、いろんな動きが鈍くなります。
汗をかくのは、アセチルコリンが関与しているので、薬を服用後は汗をかきにくくなり、熱が体にこもりやすくなります。
薬を飲んだあとは、眠くなる作用もありますので、気が付かない内に熱中症になっているということもあるそうです。
時々、真夏の車内に残された子供が亡くなったというニュースを耳にします。
車内は暑くなりやすい場所ですが、それ以外にも薬の影響もあるかもしれませんね。
特に薬を服用した際には、暑い場所にはご注意ください。
他に熱中症を誘発する薬
・抗ヒスタミン薬
・鎮痛剤
・頻尿の治療薬
・抗うつ薬
・鎮静剤
・抗パーキンソン病薬
5月頃に熱中症のニュースが増えるのは、季節の変わり目で風邪を引きやすい時期だからかもしれませんね。
【まずは体力を】
まずは熱中症にならないよう予防が大切です。
そのためには体力!体力をつけておくことに越したことはありません。
質の良い食事や睡眠、適度な運動、姿勢習慣、カイロプラクティックメンテで体の抵抗力を上げておきましょう!
熱中症対策をして、素晴らしい夏をお過ごしください。
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