お休み後の腰痛
碓田です。
皆さん、いかがでしたか、ゴールデンウイーク。
ゴールデンという、ゴージャスな響きにもかかわらず、ゴールデンウイーク明けの今日、腰痛で駆け込んできた患者さんが何名も!
GW中に飛行機・新幹線などの長旅で腰が悲鳴をあげた患者さんが多かったのだ。
そもそも、GW前まで何とも無かったわけではないはずである。
腰の状態(腰に限らず)は、かなり崖っぷちに立たされていたのだ。それが、新幹線や飛行機での長旅がきっかけとなって症状が現れるのである。
安静にしていれば改善する程度から、長年の「腰痛持ち」から抜け出せない人まで様々だが、腰痛が怖くて「旅行にもいけない」という可愛そうな人がいる。
もともと出不精の人はまだしも、例えばアクティブ派の人にとっては「腰痛再発が怖くて、アクティブな生活ができない」というのは、とても残念な事であるはずだ。
腰痛持ちの方の特徴として「痛み」を基準に考えてしまう人が多い。
痛みが引いたら「治った」と勘違いしてしまうのだ。
痛みが引いたからと言って「背骨の歪み」が直ったわけではないのである。
人間の体は「柱が1本しかない高層ビル」みたいなものだ。
その柱が歪んでいたら、ちょっとした地震などで壁などにヒビが入ってしまう。
そのヒビを目立たないようにパテで埋めるような修理をしていても、根本的解決になっていないのはお分かりいただけると思う。
柱を真っすぐにしないと!
腰痛も同じだ。
背骨の歪みが取りきれないと、いずれ蓄積された負担が「痛み」となって現れることになるのだ。
それはまるで「獅子脅し(ししおどし)」と同じだ。
竹筒に水がチョロチョロと溜まっていき、一杯になると重さのために水を吐き出すのである。
腰に負担が溜まっていき、限界に達すると痛くなる。
痛くなる直前まで何とも無かったわけではないのだ。
腰痛の中学生が当たり前のようにいる世の中である。
腰痛との「腐れ縁」を本当に断ち切りたいのなら、根本的に「柱」を真っすぐにするしかないと申し上げておく。
— 腰痛、肩こり、姿勢改善は虎ノ門カイロプラクティック院 − 虎ノ門カイロ
2006年5月8日 09:04PM
2006年5月8日 09:04PM